女性ならではのうつ病は原因を一つずつ解決しながら視野を広くして改善

今や年齢問わずうつ病に悩む人が増えており、うつは現代病だとも呼ばれていますが、女性のほうがうつになりやすく、うつからホルモンバランスが乱れたり、心身の悩みだけではなく生理などにも影響が出るものの、周りからはなかなか理解してもらえず悩みを抱えたまま疲れ切ってしまうことが良くあります。


特に30歳を過ぎて仕事はある程度板についてきたものの、独り身というだけで周りからのプレッシャーを感じることも多く、毎日のストレスがうつに繋がりやすくなるのです。

 

1.温度の変化

一見うつとは関係なさそうに思えますが、長時間オフィスで作業していると、エアコンの風により知らない間に身体が冷え切っていることがあります。


他にも、外から帰ってきて会社に戻った時の温度変化により、自律神経のバランスが乱れて代謝も悪くなります。


身体はむくみやすくなりますし、肩こりの原因になり、最悪の場合は月経不順にも繋がるのです。


分かりづらい体調不良から、うつ病を発症することがあります。

 

2.性格

生まれ持った性格や気質はなかなか変えることが難しく、特にある程度仕事を任せられていると、性格が災いしてうつ病に繋がることがあります。


仕事でミスを指摘されるのが極端に苦手で努力家であるタイプや、周りの友人よりもキャリアウーマンであるため常に完璧を意識してしまうタイプ、年齢やキャリアなど自分の置かれた立場はどうなのか?と情報収集ばかりしてしまい、結局は何が正しいのか分からなくなり振り回されてしまうタイプなどは、自分で自分の首を絞めてしまうのでうつ病になりやすいといえます。

 

3.マイナス思考

 

誰しも物事を後ろ向きに考えてしまうことはありますが、自分よりもできる先輩や上司と比べたり、言われた一言で傷ついてネガティブになってしまうことが続くと、気持ちがどんどん滅入ってしまい自分で自分を追い込んでしまうのでうつ病になりやすくなります。

 

4.認められたい願望

男性が沢山いる中で頑張っているので、女性よりも男性から認められたいという願望が強くなります。


自分の能力を理解してもらいたいので、嫌だと思っていることもイエスと引き受けてしまったり、関係のないお酒の席を断れずに頑張ってしまうと、気持ちにゆとりがなくなりうつ病になりやすくなります。

 

5.優れている自分

自分は同世代の女性と比べて優れているというプライドがあるので、知らず知らずの間に人と比べる癖がついています。


特に、自分にない魅力を持っている人や自分よりも有能な人に出会うと、一気にプライドが崩れてしまい酷く落ち込みます。


自分は自分となかなか思えないためふさぎ込んでしまい、そのままうつ病につながることがあります。

 

6.残業が辛いと感じる身体

20代の頃は夜遅くまで遊んでも残業してもなんともなかったのに、30歳を過ぎてからは少しの残業をこなすだけで辛くなります。


仕事が生きがいで恋愛は二の次!なんて思っていたのに、残業が辛いと感じ始めてからは、結婚して子供を産んで幸せになっている人を見るたびに気持ちが落ちてしまうようになり、自分の将来に不安を感じることが続くとうつ病に繋がる可能性が高くなります。

 

まとめ

昔と比べて仕事のキャリアはあるけれど何か満たされないと思い始める30代は、女性とならではの不安や危機感に悩み、明るい未来を想像できずにうつ病となって現れることがあります。


何もかも完璧な人などいないと割り切り、具体的にストレスとなっている要因を排除していき、今だけを見ないで視野を広げ、30代の女性ならではの楽しみ方を見つけていくことで大きく改善できるのです。