外資系の会社へ転職するまでの準備について書こうと思います

私は5年前に今の外資系の会社に転職しました。

 

転職する前には大学を卒業してから日本の金融機関に勤めていました。この時は親が安定した企業を選べという言葉に従って就職しましたが、企業への思い入れは特別ありませんでした。

 

転職する前の日本企業の様子 

新卒で卒業した金融機関では総務課に配属されました。女性が多い職場でしたが、上下関係が非常に厳しくて先輩社員の言葉には絶対従わなくてはなりませんでした。もちろん先輩のミスを自分のミスにされたこともありました。

 

でも新入社員だから仕方がないと、1年間は不条理なことがあっても、黙って仕事をしていました。

 

退職を決意するきっかけは新入社員

 そんな私がその金融機関を退職するきっかけになったのは、新入社員でした。私の所属する部署に男子新入社員が配属されたました。

 

私が仕事を教えることになったのですが、3年先輩の女性が彼のことを気に入ってしまいました。

 

私は仕事を教える関係からよく一緒に話していたのですが、その女性の先輩は私に対して嫉妬していたのか、すごく冷たい態度をとってきました。

 

挨拶をしてくれないのはもちろんですが、仕事に必要な資料を渡してくれないなどの、悪質な嫌がらせもありました。


もちろん直属の上司に相談したのですが、女性同士の揉め事は時間が経てば解決するとなだめられただけでした。


この件があり私はこの会社を退職する決意をしたのでした。

 

外資系への転職を決意する

 私は大学時代の専攻は英文科でした。

しかし海外留学はしたことがありませんでした。友達の中には海外留学して英語力を身につけて外国で就職した人や、日本で外資系に就職した人がいました。


私も英語を使う仕事に憧れていましたが、TOEICが700点程度しかないので初めから英語を使う仕事につくのを諦めていました。


しかし日本の堅苦しく融通がきかない企業をやめると決意した時に、次は英語を使う企業へ転職したいと考えたのでした。


しかし外資系に就職するためにはもっと英語力をアップする必要があります。

 

転職するための準備

 

転職するために英語力をアップする。このためには短期留学が効果的だと考えました。だから退職するのは冬のボーナスをもらってからと決めました。


退職を決意してからは、無駄遣いはやめてお給料はほとんど貯金に廻しました。退職してから短期留学へ向かった先は英国でした。

 

2ヶ月という期間でしたが、初めて外国で外国人に混じって英語を学んだことは良い刺激になりました。英語力はもちろんですが、行動力も身につけることができたのが一番の収穫でした。

 

外資系へ転職を成功させた

 

留学して英語のヒアリングやスピーキングのレベルを上げることができたので、転職活動も積極的になることができました。


しかし有名な外資系などには太刀打ちできないので、小さな外資系を中心に転職活動をしました。

一応面接対策も基本に立ち返ってしっかりしました。アラサーともなると下らないことで失敗はできないんですよね。この記事は共感を得ました。

 

社会人として問題解決力は自ら付けてきたつもりなので、その経験を具体的に語れるようにしました。あと当然身だしなみも初対面の方に失礼のないような感じにして。


アメリカ系、イギリス系、ドイツ系、フランス系と色々な企業へ応募しましたが、なかなか採用してもらえませんでした。

 

そこでターゲットを広げて、英語を使える職場ならアジア系でも良しとして応募することにしました。すると香港系の企業に採用してもらうことができました。

 

仕事は前職と同じ総務関係でしたが、従業員の雰囲気は良くて、お局さんのような人はあまりいませんでした。

 

チャレンジ精神が転職を成功させる

もし私が最初の会社を退職せずに我慢して働いていたら、自分も意地悪なお局さんになっていたかもしれません。


思い切って転職して本当に良かったと思います。もし自分の職場に不満があれば、次は何がしたいか、その為には何を準備するべきかを考えて、機会をうかがい転職にチャレンジしてください。

 

何もしなければ道は開けませんが、思い切ってチャレンジすれば、きっと何か手に入れられるはずです。